【ビジネス向け】ChatGPTのおすすめプラグイン7選【業務効率化】

2023年5月12日にChatGPTのプラグイン機能が公開され、現在では日本国内のユーザーも利用することが出来るようになりました。記事執筆日の2023/05/24時点でプラグイン数は125個が公開されていますが、今回はその中でも全てのビジネスマンにおすすめできる7選を紹介します。

【前提】ChatGPTプラグインとは有料版でのみ利用できる拡張ツール

画像出典:OpenAI

ChatGPTプラグインとは、ChatGPTの有料版「ChatGPT Plus」(月額20ドル)に加入している利用者限定で利用できる、ChatGPTの拡張機能です。ChatGPTがより便利になる機能がたくさん用意されていることが特徴です。

プラグインの導入方法についてはこちらの記事をご覧ください。

ChatGPTのプラグインとは?無料でも一部使える方法も解説

ビジネスマンに向けたChatGPTのおすすめプラグイン7選

【WebPilot】インターネット上の情報取得が可能に

WebPilotはインターネット上のWebページにアクセスしてその内容を読み取ることが出来るプラグインです。

ChatGPTは2021年9月までの情報しか学習していないため、例えば「現在の日本の総理大臣は?」という質問に回答することができません(2023/05/24時点)しかし、このプラグインを活用することで最新の情報について回答が可能になります。

WebPilotの具体的な活用シーン

  • 海外のニュースサイトのURLを貼り付けてその内容を日本語で要約して出力する
  • 文章形式でまとめられているランキング記事を表にまとめ直す

【AskYourPDF】長文のPDFの要約ができる

AskYourPDFはPDFファイルをChatGPTに読み込ませてその内容を元にした指示を可能にするプラグインです。例えばPDFで書かれた論文などの長文についてもこのプラグインを活用することで読込みさせることが可能です。

AskYourPDFの具体的な活用シーン

  • 上場企業の決算短信を読み込ませて決算の内容のサマリを出力させる
  • 海外の論文を読み込ませて具体的な内容について質問する

【Zapier】ChatGPTとスプレッドシートなどの様々な他サービスを連携

Zapierは複数のサービスを連携させるためのサービスですが、このプラグインを活用することでZapierが連携する様々なサービスとChatGPTを連携させることができます

Zapierの具体的な活用シーン

  • ChatGPTで調べた内容をGoogleスプレッドシートにまとめる
  • ChatGPTで用意したメールの返信文をそのままGmailに送る

【wolfram】グラフ作成やデータ分析などが可能になる

Wolframは高度な計算・データ分析、科学的データの検索やグラフ作成などができるプラグインです。統計データなどを用いた分析などを任せると良いでしょう。

Wolframの具体的な活用シーン

  • 国別の平均年齢とGDPとの相関性についてグラフで示す
  • 日本とアメリカの国債の利回りについて過去30年間の推移をグラフで示す

【VoxScript】YouTube特化型のブラウジングプラグイン

YouTubeの動画の内容を読み取れるようになるプラグインです。動画の内容について質問したり、動画の要約ができたりします。

VoxScriptの具体的な活用シーン

  • 海外YouTuberの動画の要約を日本語で表示させる
  • 長時間の解説動画の要約をしてもらう

【Argil.ai】ChatGPTでAI画像生成ができるようになる

今話題のAI画像生成がChatGPTで可能になるプラグインです。画像生成AIはMidjourneyやDaleなどが有名ですが、それらを使用しなくてもChatGPTだけでAI画像生成ができます。

Argil.aiの具体的な活用シーン

  • ターゲットのペルソナ像をイメージする人物の顔写真をAI生成する
  • プレゼンテーションで使用するイメージ画像をAI生成する

【Prompt Perfect】プロンプトの作成・改善をしてくれる

ChatGPTを使いこなす上で最も大切なのがChatGPTへの入力文である「プロンプト」の質です。このプラグインではプロンプトの作成や改善について特化して質問することができ、より良いプロンプトを生成してくれます。

Prompt Perfectの具体的な活用シーン

  • 意図した出力がされない場合に、意図した出力がされるようプロンプトを修正してもらう